巫病(ふびょう)とは、神かがり的な病気です。
何かが憑依したようになり、自分の意識を変えてしまう力があります。
憑依したものを無理に取ることができない為、
原因が分れば、道理に沿った行動で次第に減少します。
1年5ヶ月の間、私は巫病でした。
巫病は、他人には理解しがたい苦しみで、自分で治すしか方法がありません。
肉体的にも、精神的にも、苦痛の日々を過ごしました。
私の場合、巫病の原因と言えるものが3つありました。
◎第1の原因
心の迷いから、【天上界からの伝言】を公表するのを怠ったこと。
◎第2の原因
当時、同僚だった友人の魂は前世で悪魔に食べられていました。
この魂を救い出そうとしましたが失敗に終わり、どうすればいいのか分からずに
逃げ出してしまい放置したところ、天上界から救い出すように任務を与えられたこと。
◎第3の原因
人間が本体もっている【愛】を目覚めさせ人々の幸せを“願う”ことでした。
全てが、“エゴ”=自我からの脱却でした。
この世界に生かされていることへの【感謝】の気持ちがなかったのです。
私は、巫病の原因を少しずつ解消しながら、自らの持つ愛のエネルギーを呼び覚まし
地上に生まれて来た理由を悟りました。
“自分のことだけを考えて、
何に対しても反応しない無気力なエゴの人間であってはいけない”。
他人に対する思いやりが私を変えました。
巫病の第2の原因であった友人の魂を魔界から救うことが出来たのは、
唯一、愛のエネルギーだけでした。